このきなのんき

物書き修行中

4月よく聴いたトラック

恐らく一番聴いたフライング・ロータスが日本は明日アルバムフラゲする気なので除外。といっても、スティーヴ・レイシーも今週末だけど。

 

N Side / Stave Lacy

ヴァンパイア・ウィークエンドの新作でも抜群の存在感を見せつけているスティーヴ・レイシーの1stアルバムより先行トラック。ウェットなビートとゴスペル風のコーラスワークが心地良い一曲。少しぶっきらぼうでも包容力のある歌声は、父性的な懐の深さを感じる。

 

Mixer / Amber Mark

ニューヨークのR&Bシンガー、アンバー・マークの最新曲。弾力あるベースの音色が印象的なナンバー。この曲で初めて彼女を知ったのだけど、今まではオーガニックな曲が多くて、ここまでグルーヴィーな曲調は初めてみたい。プロデューサー=Andrew Wyattさんの趣向なのかな(調べたらロードとかデュア・リパとかやってる人らしい)。

 

Better By Myself / Hey Violet

ロサンゼルスのポップバンド、ヘイ・ヴァイオレット久しぶりの新曲。グリッチが散りばめられたみたいなパーカッションに、キャッチーでキュートな歌メロ。これは小躍りしたくなる。そして今調べて知ったけどベーシスト脱退したのね、、、。

nmmag.jp

 

↓以下もよく聞きました↓  

Vamos pra Gaiola / MC Kevin o Chris, FP do Trem Bala

 

セゾン / カネコアヤノ

 

失蹤人口 / Sweet John

 

All My Life / Barak Alon

 

3月よく聴いたトラック

時間置きすぎて3月に聞いた曲と4月に聞いた曲がごっちゃになってきた。これからは変に気負いせず、もっとラフに書き進めていきたい。はてブロは掃き溜めにして、コラムっぽいのはnoteに載せるってのもありかも。

 

Patience / Tame Impala

ジャケまんまのパーカッシブなリズムに小躍りしたくなる常夏ソング。ラグジュアリーな曲調とは裏腹に、歌の中身は自身の焦りや葛藤について。4月にリリースされた「Borderline」もセンシティブな歌詞と曲調だったし、次作はそういう作風なのかしら。今まで以上に生楽器がフィーチャーされているのも、今のケヴィンの精神状態に関係しているのかな。

 

Doing the Things / Louis Cole

4月にリリースされた自宅ライブEPより。とにかくホーン&フルートの部屋鳴り具合がvery good。動画だとマイク1本に見えるけど、ちゃんとLR別れてるから見えないところにもう1本立ててあるのかも。その他の楽器とのバランスも良い感じに違和感残っててエンジニアniceだ〜〜って調べたけど情報なし。おそらく今作も本人だと思うけど。

※前作はミックスからマスタリングまで全部自分でやってたらしい

www.discogs.com

 

 

↓以下もよく聞きました↓ 

Get Through This / Aaron Taylor

 

泡みたく輝いて / 崎山蒼志

 

Nowhere / avengers in sci-fi

 

超合法的共謀 - FT Ver. / Yackle

3月よく聴いたアルバム

もう5月だけど書いたのは4月なのでセーフ(?) 3月は"好き"より"ヤバイ"が強いアルバムだらけだった。

 

THE ANYMAL / Suchmos

初めて聴いた時は本当にぶったまげた。年末に紅白出たばかりのバンドが、ここまで突き抜けたアルバムをリリースするんだと。曲はカケハシ・レコード(※1)が取り扱ってそうな古くてニッチなロックなのに、歌詞はとても現代的で。"誰ひとり信じなくても 俺とお前だけは 叫ぼう"(「In The Zoo」)なんてことをあの音の中で歌う破壊力ったら。

※1…60年代〜70年代のサイケ/プログレなどのCDが取り揃う通販サイト。サイケ漁っていた時期にお世話になった。

kakereco.com 

When We All Fall Asleep, Where Do We Go / Billie Eilish

なるべく良いヘッドフォンで聴いてほしいビリー・アイリッシュの1stアルバム。というのも、普通のスピーカーでは聴こえにくい超低域のベース&耳に気持ち良いサウンドプロダクションが最高なアルバムだから。LR間を飛び交うミュージック・コンクレート的な音色も、飛び道具ではなく曲を構成する音としてきちんと馴染ませているのは素晴らしい。先日のコーチェラ配信も超カッコよくて、あの場で熱狂できるアメリカのティーンが羨ましくなっちゃった。

 

ANGELS / THE NOVEMBERS

THE NOVEMBERSの通算7枚目となるフルアルバム。オルタナの激しさとドリームポップの浮遊感が同居したディストピア的作品。「plastic」の蛇が絡みついてくるようなフレットベースに、リバーブ過剰なギターの組み合わせも浮世離れしていて好きだけど、ラストの「ANGELS」で現実に戻される感覚になるのがとても良き。Suchmosとビリーもそうだけど、アルバムの最後の曲が名曲だと一気に名盤度がアップする気がする。

 

↓以下もよく聞きました↓ 

Oh Dead on Oh Love / Lisa Papineau

 

Dos City / Dos Monos

 

FOR YOU / Olivia Nelson

 

がんばれ!メロディー / 柴田聡子

  

GREY Area / Little Simz

 

Almeda / Solange

 

THE NOVEMBERS 〜 “ANGELS” ONEMAN TOUR 2019@赤坂BLITZ

 マイナビ赤坂BLITZにてTHE NOVEMBERSのツアーファイナルを観た。

 

 

 ※セットリスト

 

 チケットを買ったのは一週間前。その時はバンドの構成もメンバーの名前も知らなかった。でも、先月リリースされた『ANGELS』がむちゃくちゃ好きで、それだけでワンマンに行く動機としては十分だった。

 

 とにかく面食らった。劈くような轟音。巨大なうねり。繰り返される緊張と緩和。耽美で暴力的な立ち振る舞い。それらを各々の感性で受け止めるオーディエンス。どれも今まで観たことがない光景で、何度も何度も心臓が引っ張り上げられるような気持ちになった。

 

 ライブを観ていく中で、自分の中から湧き上がる音楽の多様さに驚いた。地鳴りのような歪みの雨は、サーストン・ムーアやdipのライブを思い出したし、歌い方は基本V系っぽいけど、「Misstopia」ではテナーのホリエさんが浮かんで来たり。なんじゃそれと言いたくなるような歌詞の世界観は、ベンジーやチバを彷彿とさせるし、「Blood Music.1985」は「白鳥の湖」の終盤みたいな高揚感の増し方だった(会場BGMでサティ流れてたからクラシックを連想することにも違和感がなかった)。

 

 それと、お客さんの雰囲気も最高だった。腕上げる人とかほとんどいないのに、不思議とフロア中の熱狂がひしひしと伝わってきた。いわゆる邦ロックのライブに慣れているせいか、こんな目に見えない一体感が存在すること自体が衝撃的だった。盛り上がってきた場面でも、リズムの取り方、頭の振り方、腕を上げた時の手の形、(当たり前っちゃ当たり前だけど)みんな違う。その光景を見ながら、年始に行った88risingのライブを思い出したのも、あのオルタナティブな空間に既視感を覚えたからなのかもしれない。

 

 本当に素晴らしいライブだった。近いうちにまたワンマンで観たい。と思ったら19日に下北沢ガレージでやるらしい。チケ争奪戦ってレベルじゃない。

2月によく聴いたアルバム

2月は好きなアルバムばかり聴いていた記憶。

 

フレデリズム2 / フレデリック

元来のジャンルごった煮感に加えて、初期J-POPの香りが増した2ndフルアルバム。フレデリックって引用するジャンルの幅広さだったり、癖の強さばかりがフィーチャーされがちだけど、一番の魅力はアレンジの妙とか歌メロの良さとか、そういうシンプルなところにあると思う。詳しくはまた別記事で書きたい。

 

Birthday / Pom Poko

ノルウェーの4人組バンド・ポンポコのデビューアルバム。グチュグチュに歪んだギターやトリッキーな展開は『Apple O'』あたりのDeerhoofっぽい。しっちゃかめっちゃかな曲だけではなくて、「My Work Is Full Of Art」みたいなソウルフルで哀愁漂う曲もあったりして楽しい一作。

 

PUNK / CHAI

1stアルバム『PINK』に続く2ndアルバムはその名も『PUNK』。『PINK』と比べるとより音がガツンとクる印象で、人間賛歌的な人を選ばない曲が多くなった気がする。海外ツアーの影響だろうか。とはいえ、遠くに行ってしまった感は全くなくて、等身大でワガママなスタイルは相変わらず。そういうところカッコいいし憧れる。

 

Triage / Methyl Ethel

オーストラリアのポップ・バンド、メチル・エチルの3rdアルバム。今作で一気に化けた感ある(単純に80'sっぽいシンセが増えて私好みになっただけかもしれないけど…)。ちなみに、今作のミックスエンジニアのマルタ・サロニさんは、前述の『PUNK』で「ファッショニスタ」って曲も手掛けてる。さらに来週、CHAIのワールドツアーのワシントン公演と同会場でメチル・エチルのワンマンがあるらしい。繋がる繋がる。

 

情熱とユーモア / パノラマパナマタウン

日々生活する中で、誰かに伝えるほどではないけど「なんだかなあ」って思うことが結構ある。そのモヤモヤを歌にして、一緒に声出していこうぜって背中を押してくれるのが、このバンドの良いところ。怒りや虚しさ、やるせなさは尽きないけど、それでも「めちゃくちゃ生きてる」って言える人生でありたい。

 

 

↓以下もよく聞きました↓

FLAVOUR / Paul Cherry

 

bless You! / オリジナル・ラヴ

 

Agate / Black Boboi

 

Remind Me Tomorrow / Sharon Van Etten

 

フェルマータ / 杏沙子

 

Knocturne / Be Forest

 

Five Stars / Higher Brothers

2月によく聴いたトラック

2月はこれ!って曲がなかった。その分アルバムが個人的に豊作でした。

 

Guns / Quelle Chris

デトロイトのプロデューサー/ソングライター/ラッパーのクエール・クリス新作より。現時点で今年一好きなジャケ。立ち上がり遅めのピアノリフが白昼夢気分にさ背てくれる超ドープな一曲。ゆったりとしたグルーヴを刻んでるウッドブロック的な音も心地良い。一筋縄でいかないベースも◎ ずっと聴いていたい。ちなみに、この曲が表題曲のアルバムは3/29リリースとのこと。楽しみ。

 

Sleepy Hollow / The mellows

大阪のドリームポップバンド・The mellowsのEPより。こりゃもう紛うことなきジャパニーズ・インディー・ミュージック。コーラスモロがけギター+気怠げなボーカルがノスタルジー増し増し。私が想像する90年代前半の空気感ってこんな感じ。生まれる前だから本当のところはわからないけど……。

 

Flick Away / Andes Fellas

去年の夏頃、同じアルバムに入ってる「Collided」って曲を鬼リピしていたのに、アルバム単位で聴くのを忘れていた。で、今更聴いたらめちゃくちゃ好みだった。特にサビ後のセクション(1:33〜)の進行が沁みる。サビ(Key=F)から平行調(Key=Dm)に転調した後、B♭M7→Em7♭5→A7→DM7→B7(耳コピだから多少違うかも)の間でさらに同主調(Key=D)に変わるのがキュンキュンポイント高い。

 

↓以下もよく聞きました↓ 

ZORA / Jamila Woods

 

Self Explained / Cherry Glazerr

 

Butterfly / LOONA

 

Too Fragile / CIRRRCLE

  

Mojo / Claire Laffut

 

1月よく聴いたアルバム

1月のまとめを書こうとしていた3月になっていた。

 

Outer Peace / Toro Y Moi

持ち前の独特な湿っぽさはそのままに、よりダンサブルに進化。パーカッシブな曲でもチル系の曲でも全曲踊れる30分。強気なベースラインの後ろでじゅわっと広がるシンセがたまらない「Ordinary Pleasure」、熱帯雨林を想起させるリフレインが印象的な「Baby Drive It Down」が特に好き。

 

No More Normal / Swindle

初めの方はブランドン・コールマンの最新作にグライム要素足したみたいだなあと思っていたんだけど、3曲目あたりからいい意味でなんじゃこれ感が増してきて面白かった。どの曲も複数のジャンル(R&B,ジャズ,ヒップホップetc)がミックスされているのに全編通して統一感があるのは、根底にある人間臭さを感じられるせいか。

 

Assume Form / James Bleke

こっちは人間臭さというより、人肌的な生温かさ。これまでと同様にメランコリックではあるけど、今までよりも少し前向きな印象。何より歌から滲み出る"素"な感じがとても素敵。ゲスト陣もみんな素晴らしいけど、特に「Tell Them」のモーゼス・サムニーがめちゃくちゃかっこいい。

 

深い 深い 青 / アンテナ

先行シングルだった「深い 深い 青」をプレイリストで聴いて以来、楽しみにしていたアンテナの新作。北欧インディー的な冷たくて心地良いサウンドに耳馴染みの良いメロディ、意外と大胆なこと歌ってる歌詞の組み合わせがユニーク。アジカンの喜多さんがレディオ・デプト歌ったらこんな感じになりそう。

 

↓以下もよく聞きました↓

Yu Are Something / さかいゆう

 

Happy in the Hollow / TOY

  

Sympa / King Gnu

 

Heard It In A Past Life / Maggie Rogers